[ 書評 ] 吉見俊哉『平成時代』〜平成の時代の失敗から学べ〜
内容紹介 平成の三〇年は「壮大な失敗」だった. 「失敗」を全分野で総括することからしか展望は描けない.経済,政治,社会,文化で果たして何がおきたのか. 社会学者吉見俊哉が「ポスト戦後社会」の先の空虚な現実を…
読書、本の書評ブログ。
内容紹介 平成の三〇年は「壮大な失敗」だった. 「失敗」を全分野で総括することからしか展望は描けない.経済,政治,社会,文化で果たして何がおきたのか. 社会学者吉見俊哉が「ポスト戦後社会」の先の空虚な現実を…
内容紹介 戦後日本的なものが崩れ落ち、革新の試みが挫折した平成という時代。各分野の第一人者が、日本が直面した困難とその先の活路を描く。 内容(「BOOK」データベースより) 平成の三〇年間は、グローバリゼー…
読書習慣を持つ者でも、自分のターニングポイントとなる書に出会う事は、そうない。 この本は、僕にとって、そういう本である。 15年振りのような気がする。その15年前の本が、なんであったかは忘れた。 余談だが、…
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 志賀直哉 1883‐1971。宮城県石巻の生まれ。学習院より東大英文科に進んだが、このころから小説家を志し、「或る朝」「網走まで」などを書く。 雑誌「白樺」に参加…
80年代、僕が大学生の頃、浅田彰の「構造と力」という現代思想の内容を紹介する、高度に洗練された本がベストセラーとなっており、僕は、その本を手にしました。 ある本で、この本の事を、そう紹介されていたのだが、当…
この本の内容を、例え、教養として知っているかどうかで、今後、大きく、あなたの働き方においての考え方が変わるような書。 ワークシフト 働き方の多様性とは、単に、派遣として働くか、正社員として働くかではない。 …
丸山真男が、日本のジャーナリズムには、政局報道はあって、政治報道はないと喝破されているが、 新聞によっては、どの政治家とどの政治家が、会食して、どーのこーのと批評、評論をベースにしない、実につまらない記事に…
この本は、マルクス、エンゲルスが加入した『共産主義者同盟』のために書かれた党の綱領である。 そのドイツ語の序文には、”理論的で実践的な”とある。 この本を共産党というイデオロギーに距離を置いて、読み、その後…
草薙は、仕事に取りかかりながら、ぼんやりと写真の男の事を考えていた。 あの男は、いずみさんにとって、どういう人だろう? やっぱり、いずみさんのいい人なんだろうなぁ。 ちょっと、それとなく、聞い…
草薙は、Webをデザインした画用紙を手に持ち、マウンテンカフェの前に立ったの前に立った。 しばらく、マウンテンカフェの前でたたずみ、あのカウンターの写真の男のことを考えていた。 ・・・・ 少し自分が何を期待…
初夏の前の春の陽気の暖かい空気に包まれながら、僕は、マウンテン・カフェの前で、少し大きな深呼吸をした。 今日は、店内とスタッフの撮影だった。 「潔子さん、少し笑顔で!」 コンパクトデジカメで、店内を、あちこ…
扉から、マスターが、ゆっくり、入るのを、まるで、ハリウッドのレッドカーペットの上を、女優が歩く姿を眺めるように、うっとりとしながら、眺めていた。
幾つかの店を廻り、僕は、マウンテン・カフェの前に立っていた。 「今日、マスター、いるかな?」 ドアの前から、店内を覗き込んだ。 店内には、以前の彼女が、コップを洗っていた。
この記事は、6年くらい前の2011年、Twitterで活動した経験から、その後に、執筆されています。 それを、現在(2017年)、手直ししたものである。 最初に ソーシャルメディアとは個人のためのものである…
昔の日本の庶民は、政府に騙されて戦争で無茶苦茶にされたといって被害者面。 実は、日露戦争への敗戦処理の領土分割で、大きな不平を言い、戦争への道を作ったのは、日本国民自身。 そして、今度は、オレオレ詐欺のよう…