[ 読書感想 ] 村田沙耶香 芥川賞受賞『コンビニ人間』 普通って何?一種の青春小説として読める。

  日本の現代文学の動向を知ろうとして、読んだ斎藤 美奈子著『日本の同時代小説』の中で、この『コンビニ人間』が紹介されていた。 また、新聞の文芸評論家が書いた記事で、この村田沙耶香 『コンビニ人間』を世界現代文…

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[ 書評 ] 名作 日本の怪談―四谷怪談・牡丹灯篭・皿屋敷・乳房榎〜内臓からゾッとさせらる怖さ〜

  僕は、映画をよく観たり、ホラー小説なんかにも興味があり、スティーヴン・キングなんかも読む。 が、いわゆるホラーは、その場での怖さであって、本当にゾッとするような怖さを感じるのは、子供の頃から知っている日本の…

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[ 読書レビュー ] 原寿雄著『ジャーナリズムの可能性』 まともなジャーナリズムが存在しないのは、その国にとって深刻な不幸をもたらす。

  TVは、ほとんど見ないのであるが、チラホラ見ると、コメンテーターと称する連中が、何ら取材もせず、無責任に言いたい放題を言っているのに嫌悪感を覚える。 また、お笑いタレントが、政治に対して印象的な拙い意見を述…

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[ 読後ノート ] カール・マルクス 『資本論1』(岩波文庫)ー読了後のノートと考察ー

  アダム・スミスが、資本主義社会を分業の観点から見ていたとするなら、このマルクスの『資本論』は、分業された社会を、アダム・スミスが見ていた社会を逆から、逆立ちして見ていたと言える。 つまり、アダム・スミスが、…

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[ 読書日記 ] ドストエフスキー 亀山 郁夫翻訳『 悪霊〈1〉』(光文社古典新訳文庫)

  ドストエフスキーは、好きな作家で、今まで、『罪と罰』、『白痴』などを、高校生時代や社会人になってから、僕の人生の中で別々の時代に読んでいる。 この記事は、『悪霊1』を読みながらメモしてきた事を中心に、ごく簡…

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[ 書評 ] 『文化人類学 (ブックガイドシリーズ 基本の30冊) 』(人文書院)果たして、文化人類学の役目は終わったのであろうか。

  僕は、有機化学の講義室の一番後ろの席で、山口昌男の文化人類学の新書などを読んでいた変な学生であった。 ポストモダンの知と戯れる、知の楽しみというテーゼの書籍と出会う前までに、読んできた本というのは、どこか取…

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