東野圭吾作品まとめ あらすじと感想(レビュー)

  この記事は、4ページまで続きます。 著者紹介 東野 圭吾 1958年、大阪府生まれ。 大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。 99年『…

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高村薫 著 『太陽を曳く馬』 (上) 読了、感想など 下巻で展開される「宗教とは」をめぐる対話を期待して

太陽を曳く馬〈上〉 太陽を曳く馬〈上〉の他のレビューをみる» 評価: 新潮社 ¥ 1,890 (2009-07) 本作『太陽を曳く馬』は、『晴子情歌 』、『新リア王 』に続く三部作の第三作目です。 『晴子情歌…

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これが傑作かあ!? 鈴木光司 『エッジ』

エッジ 上 エッジ 上の他のレビューをみる» 評価: 角川グループパブリッシング ¥ 1,680 (2008-12-19) 大ヒットした映画『リング 』の原作者が鈴木光司であることをどれだけの人が知っているで…

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伊坂幸太郎著 『モダンタイムス』感想 「実家に忘れてきました。何を?勇気を。」

モダンタイムス (Morning NOVELS) この商品の他のレビューをみる» 評価: 講談社 ¥ 1,785 (2008-10-15)         ネット上であまり評判は高…

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伊坂幸太郎著 『ゴールデンスランバー』~僕にも“あの頃”と呼べる青春時代があった~

この商品の他のレビューをみる» 伊坂 幸太郎         首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の話なので、スリリングな話かと思えば青春小説の趣であった。また、監視社会と首相テロの話と…

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昨年の連ドラを原作を読んで振り返り、1月からの連ドラを原作で予習しよう!

正月もあっという間に過ぎ、社会人は仕事始め、学生さんもそろそろ冬休みは終わりですねぇ。 1月は、成人の日があるから、中々、休みボケみたいなのが取れませんが。 そして、そろそろ冬のクールの連ドラが始まりますね。 前クールで…

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直木賞受賞後に、なんでこんな小説、発表したか分からない東野圭吾「赤い指」

新聞の書評等で話題にならなかったが、直木賞受賞後、東野圭吾さんが、どんな作品を発表したのか気になって読んでみた。 <ストーリー> 仕事が終わった前原昭夫に、妻・八重子から「とにかく帰ってきて。」と電話が。 詳しい説明を求…

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直木賞受賞の「容疑者Xの献身」の人気シリーズ第1弾東野圭吾「探偵ガリレオ」

直木賞を受賞した東野圭吾「容疑者Xの献身」が面白かったので、物理学者湯川シリーズ第1弾「探偵ガリレオ」を読んでみた。 「容疑者Xの献身」と違い、「探偵ガリレオ」は計五章からなる短編集である。 探偵ガリレオ 東野 圭吾 注…

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伊坂幸太郎「魔王」

話題の伊坂幸太郎「魔王」を読んでみた。伊坂幸太郎さんは、今、飛ぶ鳥落とす勢いの実力派作家だが、僕は本書で初めて伊坂幸太郎氏の著書を読んだ。 魔王 伊坂 幸太郎

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こんな純愛があったのか!?東野圭吾原作「容疑者Xの献身」

  最近の東野圭吾さんの著作には、少し不満でした。作品全体が小粒になっているというか。 しかし、この「容疑者Xの献身」は、面白く昨日の晩、一気に読みました。 理系人間らしく東野圭吾さんの作品は独自のロジックが、…

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ホラー小説、恩田陸「六番目の小夜子」なんていかがですか?

六番目の小夜子 恩田 陸 すっかり、ベストセラー作家の仲間入りした恩田陸のいわくつきのデビュー作です。 どこがいわくつきかと申しますと、この作品は新潮社だったかの公募賞のイイ線までいった作品で、その後出版されました。が、…

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東野圭吾なら「白夜行」から

非常に多才で一口にミステリーといっても色々な切り口から多くの作品を書いていらっしゃる東野圭吾さんですが、一番の傑作は「白夜行」ではないでしょうか。 東野圭吾さんの作品は、結構読んでいますがこの「白夜行」で一皮むけたのでは…

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