筒井哲也作「予告犯」 浮き出す、ネット社会の怖さ

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書評を読んでいて、朝日の書評で久々に面白そうなコミックを見つけました。

■浮き出す、ネット社会の怖さ

わずか1畳半のマンガ喫茶の個室。世間から“シンブンシ”と呼ばれる覆面の男は、動画サイトを通じて世間に語りかける。「お前達(たち)が今鬱積(うっせき)させているその感情を少しくらいは救ってやる」と——。
謎の男は、飲食店の調理器でゴキブリを揚げたことを吹聴するアルバイト店員や、自社の採用面接に現れた志望者をSNSで晒(さら)し者にした会社員に制裁を加えると宣言、次々に実行に移してゆく。予告や制裁の場面は動画サイトで配信され、恐るべき速さで拡散してゆく。
作者は自身のwebサイトで発表した『リセット (ヤングガンガンコミックス)』が話題となり、続く『ダズハント (ヤングガンガンコミックス)』『マンホール 1 (ヤングガンガンコミックス)』の3作がフランスでも発売された筒井 哲也(Amazon著者ページ)
社会の網目から毀(こぼ)れ落ちた人々を描いてきた作者が今回挑むは、大胆不敵な予告犯と警視庁のサイバー犯罪対策課の吉野警部補、そしてネットユーザーの三つ巴(どもえ)戦だ。
犯人に詰め寄ってゆく吉野の存在が物語を急進させ、断片的に浮かび上がるシンブンシの過去が物語に深みを与えてゆく。
しかし、事は単純な捕物劇で終わらない。当初は批判的だったネットの声が、徐々にシンブンシ支持に回りだすのだ。
点でしかなかった声が協調し、繋(つな)がることで立体的になってゆく様子がリアルで怖い。
今のネット社会を剥(む)き出しにした姿がここにある。

予告犯1 [作]筒井哲也 – 山脇麻生(ライター) – コミック | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト.より

ネット社会は、僕もある怖さを感じてます。
それがどのように描かれているか、とても気になります。

予告犯 1 (ヤングジャンプコミックス)

筒井 哲也 集英社 2012-04-10
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