[ 読書レビュー ] 『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』 10年に一度くらいのエポックメーキングな本である。そして、我々は、とんでもない地点に立っている。

  読書習慣を持つ者でも、自分のターニングポイントとなる書に出会う事は、そうない。 この本は、僕にとって、そういう本である。 15年振りのような気がする。その15年前の本が、なんであったかは忘れた。 余談だが、…

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[ 読書レビュー ] 『資本主義の終焉と歴史の危機』〜僕の新たな読書体験の突き進む道標となるような本である。

  80年代、僕が大学生の頃、浅田彰の「構造と力」という現代思想の内容を紹介する、高度に洗練された本がベストセラーとなっており、僕は、その本を手にしました。 ある本で、この本の事を、そう紹介されていたのだが、当…

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[ 読書レビュー ] 『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』前著「ワーク・シフト」のデキより断然いい!!あなたの働き方においての考え方が変わる、これからの時代の必読の書。

  この本の内容を、例え、教養として知っているかどうかで、今後、大きく、あなたの働き方においての考え方が変わるような書。 ワークシフト 働き方の多様性とは、単に、派遣として働くか、正社員として働くかではない。 …

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[ 読書レビュー ] 『平成デモクラシー史』 丸山真男の言う政治報道では多分ないが、平成期の政治ドラマが、よく描かれており、読み応えあり。

  丸山真男が、日本のジャーナリズムには、政局報道はあって、政治報道はないと喝破されているが、 新聞によっては、どの政治家とどの政治家が、会食して、どーのこーのと批評、評論をベースにしない、実につまらない記事に…

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マルクス・エンゲルス 『共産党宣言 』(岩波文庫)を、その後のソビエト連邦建国を考慮に入れず、真面目に読んで生真面目に考察してみる。

  この本は、マルクス、エンゲルスが加入した『共産主義者同盟』のために書かれた党の綱領である。 そのドイツ語の序文には、”理論的で実践的な”とある。 この本を共産党というイデオロギーに距離を置いて、読み、その後…

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日本の企業はソーシャルメディア活動をまるでわかっていない中でのブックオフオンラインの素晴らしい事例

  この記事は、6年くらい前の2011年、Twitterで活動した経験から、その後に、執筆されています。 それを、現在(2017年)、手直ししたものである。 最初に ソーシャルメディアとは個人のためのものである…

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