村上春樹、書き下ろし新作長編4月に文藝春秋社から発売『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
巷では、前作のベストセラー小説となった『1Q84』(新潮文庫)の続編待望論が多いようですが、正直、結局、感想を書けずじまいだったbook3の僕の印象は薄いのですが、 村上春樹は『1Q84』book2によって…
読書、本の書評ブログ。
巷では、前作のベストセラー小説となった『1Q84』(新潮文庫)の続編待望論が多いようですが、正直、結局、感想を書けずじまいだったbook3の僕の印象は薄いのですが、 村上春樹は『1Q84』book2によって…
夏目漱石と森鴎外との違い 僕が読んだ新潮社の全集は、ほとんどの森鴎外の代表作が掲載されている。 幾つか、ちくま文庫ではなく筑摩書房の単行本も含め比較した結果、そうしました。 僕が読んだのは、日…
この本は、毎年恒例の年末の「私のベスト3」に、何人かが取り上げていた本です。 ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1) posted with ヨメレバ 宇野常寛 早川書房 2011-09-09…
シナリオ・ライター=脚本家って、前々から縁の下の力持ちだなぁ。 映画って、結局、監督のものだし、ハリウッドでは、プロデューサーの力って大よなって前々から思っていたのですが、 この『軽蔑』に思わず、その恵まれ…
最初にお断りしておきます。 本記事は、森鴎外の『高瀬舟』の核心に触れています。 僕は、優れた文学なり映画、その他芸術は、例え、その結末を聞かされようと、自分が読んだり、観たりした時には、おそらく忘れているだろうし、その読…
3年がかりでしょうか、5年でしょうか。 やっと、「新潮社 日本文学全集 3 森鴎外」を読み終えることが出来ました。 図書館にも、やっとこさ返すことが出来ます^^ 森鴎外は、そのほとんどの代表作は読みたいと思…
Hello!! Do you know Haruki Murakami?
僕と村上春樹との出会いは、僕の学部時代、街がすっかり、キズキや直子らに染まっていた、ちょうど、今のように、涼やかな風がなびく秋の頃だ。 誰もが、「僕とキズキと直子らの世界」に夢中になっていた。 まだ、バブルなんて姿かたち…
青年 (新潮文庫) 青年 (新潮文庫)の他のレビューをみる» 評価: 森 鴎外 新潮社 ¥ 460 (1948-12) 夏目漱石は一時、集中的にその作品を読んだことがあります。現在、同じ明治の文豪である森鴎外…
『1Q84』book1では、延々と続く性描写に少し辟易しましたが、青豆が問題の宗教団体へ潜入へと物語が進行すると、次は次はと読む手が押さえられず、二日くらいで一気に読めました。 結果、この『1Q84』boo…
やっとこさっとこ、「第三の新人」と呼ばれる「吉行淳之介、遠藤周作、安岡章太郎」の日本文学全集を読み終えることができました。足掛け二年くらい掛かりましたでしょうか^^;幾つか収録されている作品の中で僕が印象に残った作品は、…
川上未映子さんの本は初めてだったのですが、書評などでの評判がよく手に取りました。 結果、率直に読んでよかったと思いました。 イジメが主題の物語ですが、美しい文章で綴られ、切ない物語となっています。 「机も花瓶も、傷はつい…
100万部以上、売れ今や社会的ブームといえるような話題を提供している村上春樹氏の『1Q84』ですが、先ほど読み終えることが出来ました。 book1の導入部は比較的、引き込まれやすかったのですが、book1後…
僕は、子供の頃、親から毎年、誕生日プレゼントなんかに絵本や本をプレゼントされていました。 そのために、本好きとなりました。 最初は、ぐりとぐらでした。 今の時代、絵本とかは売れているらしいですが、小中高生に本をプレゼント…
僕は、本書を中学生の時に父から薦められました。しかし、非常に難解で書いてある事が解らず、挫折しました。二度目に手に取ったのは大学生の頃です。 <ストーリー>主人公のラスコーリニコフは人間を“凡人”と“非凡人”とに分け、“…