手紙
[amazonjs asin=”4167110113″ locale=”JP” title=”手紙 (文春文庫)”]
【この本のあらすじ】
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
【読書感想】
確かにラスト、涙ぐんでしまうものの…
確かにラスト、涙ぐんでしまうのだが、なにか、それは、パブロフの犬の反射のような気もしないわけではない。
随所に、一般のパータンとは違う東野圭吾らしさが出ているのだが、あまり面白い作品とは言えない。
映画化決定。
変身
[amazonjs asin=”4061856987″ locale=”JP” title=”変身 (講談社文庫)”]
【この本のあらすじ】
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。
そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。
それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。
自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
【読書感想】
若い人には、もう・・・、だが、…
若い人には、もう・・・、だが、我々にとって『変身』とは、カフカだが、この東野圭吾の『変身』もなかなか読ませる。
内容は、主人公が交通事故になり、他人から脳を移植されるのだが、その脳の持ち主が凶暴な性格な持ち主で、主人公の性格もどんどん・・・。
恋人の愛する優しい彼とは、だんだん・・・。
はてさて、最後はどうなるんでしょうね^^
さまよう刃
[amazonjs asin=”4043718063″ locale=”JP” title=”さまよう刃 (角川文庫)”]
【この本のあらすじ】
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。
花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。
謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。
犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。
正義とは何か。
誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。
重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。
【読書感想】
確か同時期に真保裕一も同じテー…
確か同時期に真保裕一も同じテーマ「犯罪被害者」の本を書いていたはずだが、残念ながら、加害者、被害者、警察、それを見つめる世間、センセーショナルに報じるだけ報じ、あとは知らぬ顔、そして正義面のマスコミ。
面白いテーマだが、多角的に描かれた本ではない。