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前著『大人のための勉強法』(PHP新書)をよんでいるため紹介する順序が逆になりますが、今回は、その続編である和田秀樹著『大人のための勉強法 パワーアップ編』(PHP新書)を紹介します。
前著『大人のための勉強法』は、結構理詰めで「現代において頭がいいとは?」とかが詳細に書かれており、読むのが結構大変でしたが、大いに傾聴すべきものがありました。
しかしながら、大して準備せずに『大人のための勉強法』が売れたため、編集者からの要請で書かれたのであろうか、この『大人のための勉強法 パワーアップ編』は、砕けた口調で書かれていますが、全くといっていいほど、ためになりませんでした。
ただ、「第4章 大人の勉強のための「選ぶ技術」」は、これから何かを勉強しようかと考えている社会人の方にとっては、有意義な内容となっております。
それでは、各章ごとに、僕の意見を交えながら紹介していくことにします。
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<目次>
序章 同じ方法で勉強していても「差」がつく理由
第1章 勉強方法をプロデュースする
第2章 勉強の「やる気」を維持する
第3章 勉強のマイナスを減らすテクニック
第4章 大人の勉強のための「選ぶ技術」
終章 知識社会で生き延びていくために
<内容紹介>
序章 同じ方法で勉強していても「差」がつく理由
誰でもが、この序章のタイトルにあるような「同じ方法で勉強していても「差」がつく理由」を知りたいところです。
が、ストレートには和田秀樹先生は答えてくれません。
まず「勉強の成果とは何か?」と問い、認知心理学の考え方から応えます。
そして、和田秀樹氏は勉強の成果を知識化するためだけではダメで、ビジネスでも使える「頭のよさ」を身につけることであると主張する。
これには僕は全く異論がありません。
そして、この『大人のための勉強法―パワーアップ編』において究極的には、このビジネスでも使える「頭のよさ」を身につける方法を考えてみたいと述べておられるのですが、おいおい見ていけば分かりますが、これが全くなされていません。
実際において、「現代で通用する頭の良さは何か」と考えるむきの方は、同じ著者・和田秀樹の前著『大人のための勉強法』をお勧めします。
ただ、半分以上のページを割いて「現代で通用する頭の良さ」を理知的に難しく書かれてある前著『大人のための勉強法』よりも、この序章「同じ方法で勉強していても「差」がつく理由」はより砕けた形で紹介されていますので、興味がある方は、この序章「同じ方法で勉強していても「差」がつく理由」だけでも読めば少しは役立つかもしれません。
和田秀樹氏は、大人になってからの「同じ方法で勉強していても「差」がつく理由」は、生き方の差であると結論づけており、「同じ方法で勉強していても「差」がつく理由」をそのものズ