世界文学の名作ドストエフスキー「罪と罰」について

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僕は、本書を中学生の時に父から薦められました。
しかし、非常に難解で書いてある事が解らず、挫折しました。
二度目に手に取ったのは大学生の頃です。

<ストーリー>
主人公のラスコーリニコフは人間を“凡人”と“非凡人”とに分け、“非凡人”=天才(選ばれた人物)のためには凡人は犠牲を払うべきだという選民思想を持つ貧しい学生である。
そんな彼が強欲な高利貸しを彼の思想的背景のもと、殺してしまいます。
偶然その場に来合わせた妹までも。


この偶発的に起こった妹を殺した事が彼を苦しめます。
この苦しみ方の描写が半端ではなく、ドストエフスキーの深い人間観察に基づいています。

彼は、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、最後には彼の“非凡人”のためには凡人は犠牲を払うべきだという思想を改めある決意をします。
罪と罰〈上〉
罪と罰〈上〉
ドストエフスキー, Fyodor Mikhailovich Dostoevskii, 江川 卓
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罪と罰icon
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<感想>
ラスコーリニコフの選民思想は、本書を読んだ当時、僕には理解できませんでした。
なぜなら、僕が付き合っていた人達の中に当時、そんな人はいなかったからです。
しかしながら、研究室に配属され、同僚にヒトラーの「わが闘争」などを愛読している奴などがいて、また、先生達の中にもそのような思想の影を発見しました。
また、社会に出て、周りにはいませんでしたが、為政者の中やTVに出てくる学者の中にも、そのような影を見出すことができます。

僕は、そんな思想には全く組しませんが、そのような考えを持つ人たちがいるという事を事実として受け止めています。

ドストエフスキーの心理描写はストーリーの中でも述べましたが、深い人間観察に基づいており、つまらない心理小説を読むよりも、よっぽどためになり深く人生を味あわせてくれます。

ドストエフスキーの諸作は「カラマーゾフの兄弟」等の「未成年」を除く長編は全て読破しています。
また、その他の作品もめぼしい作品はほとんど読んでいます。

カラマーゾフの兄弟 上   新潮文庫 ト 1-9
カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9
ドストエフスキー, 原 卓也




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本書にはそれほど出てきませんが、ドストエフスキーの小説に貫かれているロシアの一つの伝統、安っぽいヒューマニズムとは一味も二味も異なる人道主義に僕は深い感銘を受け、僕の中の世界観に大きく影響を与え、形作ってくれた作家です。

そういう意味では、若い20代頃には出会いたい作家の一人です。

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